弊社は2年前からベトナム人の実習生を3名雇用しております。事務所チームは今回、オンラインにて、“外国人雇用のために知っておきたい労務管理知識”というセミナーを受講しました。
<セミナー内容>
1.【最新情報】外国人労働者の出入国の現状
2. 在留資格制度の概要
-外国人技能実習制度・特定技能制度を中心に-
3.【新型コロナ対応①】技能実習生の「休業」「解雇」「内定取消」における企業責任とその対応
-雇用調整助成金申請・失業給付受給手続き・転職支援のポイント-
4.【新型コロナ対応②】在留資格における臨時措置(技能実習から特定活動へ変更)の概要
-技能実習生の異業種への転職と受け入れ企業体制整備-
5. 脱退一時金請求から考える技能実習生のキャリアビジョン
-脱退一時金制度の改正と社会保障協定の拡充に伴う留意点-
弊社がお世話になっている外国人実習生受け入れの組合はとてもしっかりしているので、実習生も守られており、雇用主側の依頼も通訳を通じて実習生に母国語で伝えてくれるなど、何か問題があっても双方が納得するよう努めてくださり、目を配ってくれる。それなりの金額はかかりますが、安心して実習生を雇用するためには、やはりしっかりとした組合を通じてが一番と感じました。
文化の違いから色々と手を焼いたり、困ることも多いのですが、3名とも初めての外国での生活。
朝早くに起きてお弁当を作り仕事に出る、初めての解体工事業の仕事、彼らなりに一生懸命やっているのでこの様々な経験をベトナムへ戻って何かしら活かせてくれたら嬉しいなと思っています。
コロナ禍でどの業界もどの企業も苦しい経営の中、我が社もなんとかふんばっております。
今回受講した内容にあたる失業や転職などは今後も3名には関係が無いと思いますが、彼らの雇用終了まで責任を持って育成に協力していきたいと思っています。